1つの画像で実現するヘッダー背景の例

1つの画像を重ね合わせることで、背景に変化を持たせることも可能です。画像の作り方により、複数回重ねることも可能でしょう

背景画像を指定するbackgroundプロパティには、回転に関する指定がありません。そのため、通常の写真と同じ要領で配置した画像を回転し、この画像を背景として利用します。
背景として利用する画像は、あらかじめHTML内に配置しておく方法でも実現できますが、今回はHTML内にデザイン目的だけの要素を配置することを避け、contentプロパティを利用して画像を配置しました。

画像の回転は、transformプロパティで指定します。現状、ベンダープレフィックスをつけて指定します。
角度の指定はdeg(度)以外にrad(ラジアン)などで指定することも可能です。また、負の値を指定することもできます。
transformプロパティでは、回転以外にも拡縮、移動、シアー(傾斜)などの指定を行うこともできます。